入会・体験 受付中!~詳しくはこちらをクリック~

日本の伝統行事「お盆(おぼん)」🕯

お盆(おぼん) は、日本で毎年8月中旬ごろ(地域によっては7月)に行われる伝統的な行事で、亡くなった家族や先祖の霊(れい)をお迎えして供養(くよう)する特別な時期です。日本ではとても大切にされている行事のひとつです。

人々は、ご先祖さまがあの世から帰ってくると信じていて、その霊を迎えるために家の中をきれいに掃除したり、仏壇(ぶつだん)にお花やお線香、果物などをお供えしたりします。

お盆の始まりには、「迎え火(むかえび)」という小さな火をたいて、ご先祖さまが迷わず家に帰って来られるようにします。そして終わりには、「送り火(おくりび)」で霊をまた静かに見送ります。京都では有名な「五山の送り火(ござんのおくりび)」という大きな火の行事も行われます。

また、この時期は家族みんなが実家に集まって一緒に過ごす大切な時間でもあります。お墓参りをして、手を合わせて「ありがとう」の気持ちを伝えたり、昔話をしたりすることもあります。

お盆は、日本の人々が家族やご先祖さまとのつながりを大切にし、感謝の心を持つ行事です。静かであたたかな雰囲気の中で、日本人の心を感じられる時間です。